八雲空の絵空事スケッチ

八雲空が感じたことを書きます

量子力学の文系的応用

ぼくは大学で物理を専攻している関係で、現在量子力学の授業を受けている。

今回は量子力学の授業で学んだ考え方が、日常の意識に応用できると思ったことがあったので、それをアウトプットしていきたいと思う。

 

何が応用できるのか、それは、量子の世界では同時に複数の座標の状態を知ることができるということである。

これはどういうことかというと、僕たちの日常を記述するNewton力学では、量子力学の世界で観測されるポテンシャルの平均値を記述しているのであり、それを逆に言うと、量子力学の世界では、普段ぼくたちが感じるポテンシャルを複数の状態に分けて記述することになる、ということである。

このことを日常の意識にどう応用するか、それは簡単に言えば自分は人間であり、人間はいっぱいいるが、「人間」は平均的であるということである。

つまり、ぼくは1つの量子で、平均的な人間の基準に当てはまることもあれば異端児となることも十分にあり得るのだ。

このことを意識すると、自分がチャレンジしたいことがあるのに、周囲からの批判を恐れてできなかったり、周囲の目を気にしてありきたりな服を毎日着るという拘束から逃れやすくなるのではないだろうか。

 

ソーシャルメディアが隆盛し、グローバル化が加速しているこの時代、自分で考え自分の判断に自信を持つ必要はかなり高いと言える。

1つの量子として、異端児として、自らの人生を勝ち取っていきたいと思う。

 

      今日は晴れなのだ(#^.^#)