八雲空の絵空事スケッチ

八雲空が感じたことを書きます

現代日本における地下室の手記

今度友達に読んだ本のプレゼンをすることになって、そこでドストエフスキー地下室の手記をパロって、現代日本の抱える引きこもり問題について語ってみようと考えた。

そんで、ここではまず日本の引きこもり問題について、僕が考えたことをアウトプットしていきたいと思う。

なぜ人は引きこもるのか。今日は問いについて考えてみたいのだが、意外と答えは簡単かもしれない。というのも、「引きこもる」という状態になるためには、引きこもった本人と、その本人以外と間、言わば「内」と「外」の間で問題が発生しているはずだからである。その形は学校や職場での人間関係、いびつな家庭環境、ゲーム依存症など様々であるが、つまり、先天的に引きこもるように決定されている人はいない(傾向や可能性についてはその限りではない)、ということだ。

地下室の手記と関連させるためにあえて愛という概念を持ち出すと、手記の著者にとってリーザの見せた愛は「外」からの「光」であったと言えることから、なぜ人は引きこもるのかという問いの一つの答えとしては、関係における愛の欠如、となるだろう。

 

では、現代日本における愛とはどんなものか、どうやってそれを手に入れるか。そういう話を友達に語ってきたいと思う。

 

              今日も晴れていた('ω')